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シリーズ6:デリバティブ

金利先物の概要および利用法

金利先物取引とは、現時点において、将来のある一定の日から始 まる金利レートを約定する取引です。日本では、東京金融取引所 にユーロ円3ヶ月金利先物が上場されており、「2021年6月限」であれ ば、2021年6月にスタートする3ヶ月物円金利(TIBOR)を取引します。

金利先物価格は「100-金利(%、年率)」と表示されます。従って、 金利が上昇すれば金利先物の価格は下落、逆に金利が低下すれば 金利先物の価格も上昇します。

運用者が、3ヶ月物金利について今後低下すると考える場合、金利 先物を買い建て、予想通りに金利が低下すれば金利先物の価格は 上昇しますので、反対売買(売り建て)を行って、利益を得ることが できます。なお、金利先物では受渡し決済は行われず、反対売買ま たは最終取引日における清算値での差金決済を行います。

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